特別版:SASE の現状
このレポートは、2021 年 11 月にリリースされた『2022 年度版グローバル ネットワーキング トレンド レポート:サービスとしてのネットワーク(NaaS)の台頭』に、セキュア アクセス サービスエッジ(SASE)の最新情報を追記した2022 年 5 月の更新版レポートです。
市場で高まり続けるセキュア アクセス サービスエッジ(SASE)への関心や混乱に対応するため、シスコは『2022 年度版グローバル ネットワーキング トレンド レポート:サービスとしてのネットワーク(NaaS)の台頭』の続編を作成しました。
リモートワークやハイブリッドワークのが急増する中、SASE(読み方は「サッシー」)は場所やデバイスを問わず、あらゆるネットワークのあらゆるアプリケーションにセキュアでシームレスな接続を提供します。
SASE はネットワーキングとセキュリティの機能を、クラウドネイティブなソリューションに統合しています。
従来型のセキュリティソリューションとは対照的に、SASE はセキュリティポリシーとその適用を、分散が進むエンドユーザーとアプリケーションに近づけます。ゼロトラストを土台に展開し、継続的にデータをデータセンターにバックホールする必要性を排除しています。これによってネットワークの負荷とボトルネックを軽減し、優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。
従来のセキュリティスタックに置き換わる SASE はデータセンター、リモートオフィス、ローミングユーザーなどを含め、エッジからエッジへのセキュアなアクセスを提供します。
このレポートでは、市場調査や著名な業界アナリスト、エキスパートの見解を通じて、SASEの最新のトレンドやインサイトを紹介します。ネットワーキング、セキュリティ、クラウドの戦略を練っている皆様が、SASE の利点と影響についてより良く知るためにこの情報がお役に立てば幸いです。
– Omri Guelfand、シスコのネットワークサービス担当 VP